涙とまばたきで目のうるおいが守られています

コンタクトレンズを装着すると、装着していないときに比べてどうしても目が乾いてしまいますよね。
これは、レンズを装着することによって目に酸素が行き渡らなくなってしまうことが一つの原因です。
酸素が行き渡らなくなってしまいますと、涙の出が悪くなってしまうのでどうしても目の乾きを感じてしまうようになります。
また、もともと涙が出やすい体質の方とそうでない体質の方がいらっしゃいますので、目の乾きの感じ方には個人差があるのも事実です。
これは、瞬きの回数などにも大きく起因しているとも言われています。

涙はレンズを装着した目にうるおいを与えるという役割以外にも、目とレンズの間のクッションのような役割を果たします。
一日中レンズをつけて目を酷使した後、レンズを外そうとすると目にぴったりとくっついてしまいなかなかうまく外せないという経験をした方も多いのではないでしょうか。
これは目とレンズの間のクッションの役割を果たす涙が無くなってしまったために起こる現象であり、このような状態のままレンズを外そうとすると必要以上に力を入れてしまうことで目の表面を傷つけてしまうことがあります。

このような状態を防ぐためにも、瞬きの回数を意識して多めにしたり、人口涙液と呼ばれる涙の代わりとなる目薬などを活用するのが望ましいです。