コンタクトレンズデータの見方を紹介しましょう。基本的にはコンタクトはカーブの度合い、レンズそのものの大きさ、それに視力矯正のレベルの3つのデータを持っており、パッケージや取扱い説明書にその数値が書かれているはずです。
まずカーブの度合いですが、これはその人の眼球のカーブに合わせたものが選ばれることになります。つまりは眼球の大きさによると言い換えることもできます。データとしてはBCと表されていることが多く、この数値が大きいほど大きな眼球にフィットすることになりますが、眼球の大きさなど人によって何倍も違うものではありませんからその差はわずかなものです。
レンズそのものの大きさはDIAというデータで示されますが、これは製品によって一定であることも多いです。多少の違いであれば別に不都合なく使用できるからということが影響しているでしょう。
そして視力矯正レベルですが、これはある意味でコンタクトにとって最も重要な数値です。プラスまたはマイナスの数値で示されていますが、遠視用なのか近視用なのかの違いです。0が全く矯正力のないもので、当然ながら視力矯正用レンズでは0は意味がありませんが、カラーコンタクトなどでは0もあり得ます。